WBA、WBC、IBF各団体の
最上位の世界王座だけで3階級制覇を成し遂げた、
初の日本人チャンピオンが、
八重樫東選手です。
試合後にボッコボコの顔ではにかむところを見ると、
誰でも自然と感動しますよね。
今回はそんな激闘王・八重樫東選手に関して紹介していこうと思います。
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八重樫東のwiki的プロフィール
引用:引用:https://ameblo.jp/yaegashi-akira/
名前:八重樫東
本名:八重樫東(やえがし あきら)
異名:音速の拳・激闘王
生年月日:1983年2月25日
年齢:35歳
血液型:O型
出身:岩手県北上市
身長:162cm
体重:50kg
階級:スーパーフライ級
スタイル:右ボクサータイプ
所属:大橋ボクシングジム
八重樫東の経歴
アマチュア戦績が豊富な選手で、
黒沢尻工業高校時代に、
インターハイでモスキート級優勝を果たしています。
大学は拓殖大学に進学しています。
2002年の国体でライトフライ級優勝を飾っています。
大学時代はボクシング部の副主将も任されました。
大学卒業後大橋ボクシングジムに入門しました。
ミニマム級でデビューを果たし、
3試合連続2ラウンド以内のKO勝利を収めているんですよ。
プロになって更に強さに磨きがかかった印象ですね。
デビュー7戦目で、
WBC世界ミニマム級タイトルマッチをイーグル京和選手と行い、
12Rフルイニング戦い0-3の判定で敗れました。
その後、日本ミニマム級王座を奪取すると、3連続防衛に成功。
17戦目でWBA世界ミニマム級タイトルマッチを
ポンサワン・ポープラムック選手と行い
TKO勝利で世界チャンピオンに輝きました!!
努力が実を結んだ瞬間でした。
その後、WBC世界ライトフライ級チャンピオン。
IBF世界ライトフライチャンピオンに輝き、
3階級制覇を成し遂げました。
激闘王の異名の通り非常にメンタル面でも強いボクサーです。
試合後は顔がパンパンに腫れていることも多いですが、
それだけ熱い打ち合いをするので、
会場はもちろん盛り上がります!
やられてもやり返す勝負根性の持ち主です。
八重樫東の戦績と獲得タイトル
戦績
アマチュア
70試合 56勝 14敗 0分 15KO勝利
プロ
33試合 27勝 6敗 0分 15KO勝利
獲得タイトル
- 第11代OPBF東洋太平洋ミニマム級王座(防衛1=返上)
- 第23代日本ミニマム級王座(防衛3=返上)
- WBA世界ミニマム級王座(防衛0)
- WBC世界フライ級王座(防衛3)
- IBF世界ライトフライ級王座(防衛2)
- リングマガジン世界フライ級王座
(2018年8月25日現在)
八重樫東の入場曲は?
引用:https://ameblo.jp/yaegashi-akira/
AK-69の「Move on」です。
八重樫東選手お気に入りの曲で、
AK-69さんとも対面を果たしています。
井岡一翔選手もAK-69さんの楽曲を使用していますし、
ボクサーから支持を得てるラッパーってかっこいいですね。
AK-69さんも入場曲に使って頂いているので敬意を表してと言っています。
入場曲を使われる側も嬉しいものなんですね。
「Move on」が流れると八重樫東選手のショータイムの始まりです。
八重樫東の全盛期の強さ
引用:https://ameblo.jp/yaegashi-akira/
八重樫東選手はとにかくタフで、
メンタル面も強いボクサーです。
負けてもただでは終わらない。
それが八重樫東選手の流儀だったんですね。
あっさり早いラウンドでTKO負けする事もあれば、
その逆もある。
ギャップの激しいボクサーですが、
そういった所が玄人受けしますね。
最上位の世界王座だけで3階級制覇を成し遂げています。
これは凄いことです。
皆さんも八重樫東選手の試合を見た事があると思います。
最近は井岡一翔選手や井上尚弥選手など、
日本人ボクサーの3階級制覇が度々報道されていますが、
3階級制覇は決して楽なことではありません。
世界チャンピオンになるのですら難しい事なのですからね。
ボクシングに詳しい方なら、
最上位の世界王座だけで3階級制覇!
この意味するものはよく分かると思います。
強いボクサーでなければ達成する事は出来ません。
全盛期は、
あのローマン・ゴンサレス選手にも勝つのではないかと言われたくらいです。
実際はローマン・ゴンサレス選手にTKO負けを食らってしまいましたが・・・。
それだけ体の動きもキレキレでした。
八重樫東選手の全盛期は音速の拳でノックアウト勝利を奪い、
不屈の闘志で、這い上がる激闘王ぶりを思う存分発揮してくれましたね。
八重樫東選手の全盛期は1度ではなく、2度あったと思います。
世界戦で敗れ失意のドン底かと思えば、
何もなかったかのようにケロッとしています。
この辺りは激闘王の名前の通りで、
再び世界戦に挑み世界チャンピオンになり
しっかり防衛しています。
1番凄いのはなんと言っても
メンタル面が非常に強靭だと言うことですね。
八重樫東の年収・ファイトマネーは?
引用:https://ameblo.jp/yaegashi-akira/
八重樫東選手の世界戦のファイトマネーは
2000万から3000万の間と言われています。
年に3回世界戦を行えば
単純計算で6000万から9000万が年収になります。
あとは選手の人気や知名度なども加味されてファイトマネーが決まります。
八重樫東選手くらい、人気があり知名度があれば、
3000万円くらいではないでしょうか?
ノンタイトル戦なら500万円くらい?
ファイトマネーは階級が下がるごとに少なくなる傾向にあります。
八重樫東選手ならお客さんの入りも良さそうですし、
もっと貰っているかもしれませんが。
八重樫東の引退は?
引用:https://ameblo.jp/yaegashi-akira/
八重樫東選手は未だ引退をしないで現役選手として
4階級制覇を目指しているんですよ。
2018年3月26日にフランス・ダムール・パルー選手と
ノンタイトル戦を行い2ラウンドでTKO勝利を収めています。
年齢を考えればベテランの域に突入していますが、
まだまだ八重樫東選手は引退する気など全くないのです。
不屈の闘志を持つ男だけあって、
これからも日本ボクシング界を盛り上げてくれそうですね。
八重樫東の現在はカフェの店長!?場所は?
「COUNT8」というカフェを夫婦で運営しています。
カウント8ならまだ立ち上がれると言う意味と
八重樫選手の8を絡めた店名だそうです。
いつも八重樫東選手がいるわけではありませんので注意が必要です。
ベルトやグローブなど、
ファンからすれば興奮間違いなしの展示があります!
カフェとしては非常にモダンな作りで、
ファンでなくても寛げそうな雰囲気です。
引用:https://twitter.com/COUNT8Info
八重樫東 まとめ
八重樫東選手は、
日本人で初めて、
WBA、WBC、IBF各団体の最上位の世界王座だけで
3階級制覇を成し遂げた選手です。
デビュー7戦目の世界タイトルマッチでは敗れてしまいましたが、
その後実績を積み、
17戦目でWBA世界ミニマム級タイトルマッチを制し世界チャンピオンに輝きました。
その後階級を変え、WBC世界フライ級タイトルマッチを勝利し2階級制覇を達成。
そして、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチも勝利し、3階級制覇を成し遂げました。
引退説が囁かれる中、
現在もカフェを夫婦で経営する傍ら、
ボクサーとしてもまだまだ現役です。
夢の4階級制覇に向けて最後のひと踏ん張りが出来るか注目です。