今回は、
新生K-1で圧倒的な強さを誇り、
ファンにK-1全盛期の記憶を呼び起こさせた
チンギス・アラゾフ選手です!
見た目はマフィア!w
筋肉はステロイド疑惑が出るほど!w
そんなアラゾフの、
入場曲、戦績などのプロフィール、
さらには、
その圧倒的な強さと、
世界の猛者たちグレゴリアンやペトロシアンとの試合も
動画で紹介させていただきます!
ページコンテンツ
チンギス・アラゾフのwiki的プロフィール【K-1】
引用:https://www.instagram.com/chingizallazov/
名前:チンギス・アラゾフ
本名:Chingiz Ayazovich Allazov
異名:Chinga、欧州の覇王
生年月日:1993年6月10日
年齢:25歳
血液型:?型
出身:ジョージア/アゼルバイジャン
国籍:ベラルーシ
身長:181cm
体重:70kg
階級:スーパー・ウェルター級
スタイル:オーソドックス、スイッチ
所属:チヌックジム→グリディンジム
インスタグラム:@chingizallazov
ツイッター:なし
フェイスブック:@chingizallazovofficial
ブログ:なし
チンギス・アラゾフの経歴
引用:https://www.instagram.com/chingizallazov/
ガルダバニという街で生まれ、
1994年(当時1歳)に家族でベラルーシへ引っ越します。
10歳ですでにキックボクシングを始めていて、
13歳の頃にはタイでプロと戦っていたそうです。
2009年にベラルーシの名門チヌックジムに入門し、
16歳でプロデビューします。
チヌックジムは東欧の有名なジムで、
選手に月一回以上のハイペースな連戦をさせます。
日本では考えられないですねw
並みの選手なら悲鳴をあげながら壊れてしまいます。
数々の大きな大会で連勝して、
名を上げていきます。
GLORY、ベラトール、クンルンファイト、
A-1、K-1、ファイトコード、オクタゴン、
WAKO(世界キックボクシング団体協会)など、
世界中どこでも結果を残しています。
日本では2017年6月18日のK-1で、
中島弘貴、ピケオー、城戸康裕らをなぎ倒して、
第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者になったことで脚光を浴びます。
あまりにも強かったため、
『K-1が世界レベルの選手を連れてきた』と、
大きな話題となりました。
チンギスアラゾフの戦績と獲得タイトル
戦績
アマチュアキックボクシング
200試合以上 197勝 3敗 117KO勝利
プロキックボクシング
58試合 54勝 3敗 1無効試合 34KO勝利
獲得タイトル
- 2014 A-1 World GP -70kg王者
- 2015 A-1 World GP -70kg王者
- 2015 WAKO -70kg世界王者
- 2015 クンルンファイト グループHトーナメント-70kg優勝
- 2016 WAKO -72.5kg世界王者
- 2017 第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者
(2018年11月3日現在)
2018年11月現在で、
コンバットプレスのライト級(70-72.5kg)
世界ランキング6位にランクインしています。
ちなみに、
3位はグレゴリアン
2位はペトロシアン
1位はタイのシッティチャイ・シッソンピーノン
この世界ランキング上位3選手が、
それぞれ一回ずつアラゾフに勝っているので、
アラゾフのプロキャリアに3敗をつけたのは彼らです。
チンギス・アラゾフの入場曲は?
アラゾフの入場曲は意外にも落ち着いた曲。
映画『ラスト・オブ・モヒカン』のメインテーマ曲を使用しています。
引用:youtube.com
『ラスト・オブ・モヒカン』とは、
1992年にアメリカで公開された映画で、
イギリスとフランスがアメリカで植民地戦争をしている時の、
男の戦いと恋を描いた作品です。
おそらくアラゾフはこの映画をこよなく愛しているんでしょう。
映画に出てくるモヒカン族の男が、
愛のために命を削って戦う姿に自分を重ね合わせて、
試合に挑んでいるのかもしれません。
アラゾフの強さ
引用:https://www.instagram.com/chingizallazov/
強い選手って動きが段違いですよね。
アラゾフは他のK-1選手と比べものにならないくらい、
強いフィジカルとテクニックを持っています。
試合中に重心のブレが全くなく、
綺麗でスムーズな打撃を繰り返します。
コンビネーションをどの姿勢から繋げても、
体重が乗っていて、
速くて隙のない一撃を放ちます。
パワーもさることながら、
超ハイレベルのテクニックが最大の武器です。
さらには、
オーソドックスでありながら、
サウスポーにスイッチしても戦えるので、
試合中の対戦相手は苦労します。
ノーモーションで放たれるハイキック、
的確に打ち込める重いパンチを持っていながら、
相手によっては組み付きが増えたりと、
流動的にファイトスタイルを変えられます。
これに耐えながら戦える選手はなかなかいません。
アラゾフの試合 日菜太・ペトロシアン・グレゴリアン
引用:https://www.instagram.com/chingizallazov/
K-1では同じく海外から来たスター選手の
ペトロシアン、グレゴリアンと比べられることが多いですね。
「日本人ばかりで面白くない」と、
言われることも多くなってきたK-1ですが、
彼らは世界トップレベルの選手たちです。
格闘技マニアも納得の試合をしてくれます。
チンギス・アラゾフ vs 日菜太 【K-1】
2018年3月21日で日菜太と戦ったのですが、
強さが異常です・・・
日本人のこの階級で日菜太はかなり強い選手なんですが、
正直一方的な試合内容でした。
ハイキック、ローキック、ミドルキック、
どれも完璧なのに、
ボディに重いフックをぶち込んできて、
最後はカウンターの左フック・・・
なんでもすごいレベルでこなすので、
逆に弱点が全くわかりません。
引用:youtube.com
チンギス・アラゾフ vs ペトロシアン 【ベラトール】
アメリカのベラトールで、
ペトロシアンとも戦っています!
新旧K-1王者対決として日本人からも注目されていたのですが、
ここはペトロシアンが勝ちました。
これでアラゾフはプロキャリアに3つ目の黒星がつきました。
ペトロシアンはプロ91試合をこなして、
まだたったの2敗しかしていないので化け物ですw
ペトロシアンは、
旧K-1で2009年と2010年にトーナメント優勝を果たしています。
アンディ・サワー、アルバート・クラウス、
マイク・ザンビディスなどすごい時代ですね。
引用:youtube.com
チンギス・アラゾフ vs グレゴリアン 【GLORY】
この試合は2013年なのでお互いにまだ若いです。
アラゾフが20歳で、グレゴリアンが22歳。
偶発的に当たった肘によるカットで、
無効試合になっていまいました。
約半年後に再戦が行われ、
グレゴリアンが勝利しました。
その試合の映像は見つからなかったので、
気になる方はもう一度探してみてください。
若いのにものすごいクオリティの試合を見せています。
当時からテクニックはほぼ完成していたのがわかりますね。
引用:youtube.com
チンギス・アラゾフ まとめ
アラゾフがいかに強いか、
どれほど世界トップクラスなのか、
解説させていただきました。
今の新生K-1に対する見方が変わったはずです。
これほど強い選手が、
もっと日本にきてくれるようになれば、
K-1は間違いなく復活を遂げます!
有名になればなるほど、
ファイトマネーが上がるので試合を組みづらくなってしまうと思いますが、
K-1には頑張って彼らを呼んでもらいたいですね。