今回はK-1で4度の世界王者に輝いた、
アーネスト・ホーストです!
K-1随一のテクニシャンと呼ばれ、その卓越したテクニックで数々のライバル達に勝利してきたホースト。
ホーストの輝かしい経歴から、
結婚や家族などのプライベート、
どのくらい日本語を喋れるのか、
そして現在の姿についても紹介させていただきます!
ページコンテンツ
アーネスト・ホーストのwiki的プロフィール
引用:https://www.instagram.com/p/BvKEtfPA1g5/
名前:アーネスト・ホースト
本名:Ernesto Frits Hoost
異名:ミスター・パーフェクト、フォー・タイムス・チャンピオン
生年月日:1965年7月11日
年齢:53歳
血液型:?型
出身:オランダ 北ホラントヘームスケルク
身長:189cm
体重:110kg
階級:ヘビー級
スタイル:オーソドックス
所属:ボスジム
インスタグラム:@hoost.ernesto
ツイッター:@ernestohoost65
ブログ:
アーネスト・ホーストの経歴
引用:https://www.instagram.com/p/BwJvQnsA_Jq/
ホースト1983年にムエタイルールでプロデビューし、KO勝利でデビューを飾ります。
その後はオランダを中心にヨーロッパで数々の勝利を挙げ、1990年にキックボクシング世界選手権大会を優勝します。
そして1993年に初開催されたK-1に出場し、1回戦でピーター・アーツに判定勝ち!
準決勝でモーリス・スミスに左ハイキックで失神KO勝ちをしますが、
決勝でブランコ・シカティックに右ストレートでKO負けを喫し、準優勝となります。
当時注目株だったピーター・アーツを破ったホースとは一躍注目を浴びる事となりました。
また1993年に開催されたK-2GPというK-1の90kg以下の大会では優勝を果たしています。
そして1997年K-1 GRAND PRIX ’97を優勝し、
これがK-1での初優勝となりました。
1999年K-1 GRAND PRIX ’99を優勝し、
2度目のK-1優勝。
2000年にはK-1 WORLD GP 2000を優勝し、
3度目のK-1優勝を果たします。
2002年のK-1 WORLD GP 2002では、
記憶に残る大波乱がおきました。
負傷欠場などが相次ぎ、ボブ・サップに2連敗からの優勝。
前人未到4度目のK-1優勝は運も手伝って果たすことができました。
2006年には、
引退をかけてファイブ・タイムス・チャンピオンを目指しましたが、
結果は新たな王者セーム・シュルトに敗北。
試合後には涙を流し、大きな声援と拍手の中、リングを降りました。
この試合でホーストは一度現役を引退しました。
現役中にホースト対セームシュルトの試合は3戦ありましたが、一度も勝っていません。
アーネスト・ホーストの戦績と獲得タイトル
戦績
196試合 98勝 18敗 1分 61KO勝利
獲得タイトル
- IKBF世界ライトヘビー級王座
- WMTA世界ライトヘビー級王座
- WKAムエタイ世界ライトヘビー級王座
- ISKAフルコンタクト世界ライトヘビー級王座WKO世界ヘビー級王座K-1
- GRAND PRIX ’93 準優勝
- K-2 GRAND PRIX ’93 優勝
- K-2 GRAND PRIX ’94 優勝
- K-1 GRAND PRIX ’97 優勝
- K-1 GRAND PRIX ’99 優勝
- K-1 WORLD GP 2000 in NAGOYA 準優勝
- K-1 WORLD GP 2000 優勝
- K-1 WORLD GP 2001 in MELBOURNE 優勝
- K-1 WORLD GP 2002 優勝
(2019年5月10日現在)
アーネスト・ホーストの入場曲は?
ホーストの入場曲は、
『DOUBLE ROCK KAWINA BAND - GRON TAPU』という曲です。
DOUBLE ROCK KAWINA BANDは、
ホーストの故郷スリナムのマイナーなバンドで、
日本で有名な曲は特にありません。
アフリカンのリズミカルな曲で、
ホーストダンスと言われる勝利のダンスを踊ったりするホーストのイメージにバッチリです!
アーネストホーストは結婚している?妻は?
アーネスト・ホーストは、
ドリーンという美容師の女性と結婚していて子供もいます。
2006年に引退した際に、
泣きながら白人の奥さんと抱き合う姿が印象的でした!
ブロンドのとても美人な奥さんですが、
かなりの恐妻家らしいですw
確かに試合中に物凄い剣幕で叫んでる姿を見たことがあるような気がします・・・
子供に関しては、
現在は3児のパパです!
男の子が2人に、女の子が1人!
4児のパパだという噂もありますが確認できませんでした。
長男がレギーくん。
長女がロイスちゃん。
次男がディエゴくん。
長男のレギーくんはもう20歳くらいに見えます。
引用:http://www.hoostgym.jp/
ホーストは現在も家族とともにオランダのホールンに住んでいますが、
日本には仕事以外でも、家族を連れてバカンスを過ごしに来日しているようです。
今も親日家でいてくれるのは嬉しい限りですね。
家族を仕事に巻き込まないように努めているようで、
メディアに出てくることはあまりないですが、
夫婦仲はかなり良好みたいです!
子供達もすくすくと成長して幸せいっぱいの家庭を築いていますね。
アーネストホーストは日本語が喋れる??
ホーストは日本のK-1で成功したからか、かなりの親日家です。
日本語は驚くほど流暢に喋ります!
いまだに日本では知名度の高い人物なので、
これだけ日本語が話せるなら解説とは言わなくとも、
日本のスポーツバラエティなんかにもっと出てくれると嬉しいですね。
現在はジムや大会の運営など、
実業家としても活躍されているので、
そんな暇はないのかもしれません。
アーネストホーストの強さはテクニックと運?
引用:https://www.instagram.com/p/BvM6ZFBApje/
アーネスト・ホーストは、
ミスターパーフェクトというニックネームが示す通り、K-1随一のテクニシャンとして有名です。
ホーストは189cmの身長に、
元々は90kg程しかない体格だったので
100kg越えの選手が多いK-1ヘビー級の中では小柄な部類に入ります。
ホーストはそれを卓越したテクニックとスピードで補っていました。
攻撃は非常にコンビネーションが多彩で、
パンチから始まれば必ず蹴りまで繋げますし、
顔面にパンチを打てば、
そこからボディ、ローキックと必ずコンビネーションを繋げます。
また例えば、
左フックを打ったら次は右のローというように、
対角線にコンビネーションを繋げて相手にディフェンスさせづらくするというテクニックも多用していました。
相手を追い詰めて最後にパンチをラッシュしてKOを狙うときも、
普通の選手なら興奮してパンチが大振りになりがちですが、
ホーストは全てのパンチが相手の顎やこめかみを捉えるような正確ぶりでした。
このK-1随一のテクニックが、
彼を4度の世界王者へと押し上げたんでしょうね!
K-1 WGP2002でボブサップに敗北
2002年のK-1 WORLD GP 2002では、
記憶に残る大波乱がおきます。
開幕戦でボブ・サップにまさかの敗北!
カットによるTKOでした。
この試合でボブ・サップの知名度・人気が急上昇しました。
当時からネタキャラのような扱いですが、あの巨体で日本中を虜にしましたねw
駒を進めたセーム・シュルトの欠場により、ホーストの決勝大会出場が決まります。
二ヶ月後の準々決勝でボブ・サップと再戦!
ダウンを奪うも、まさかの逆転KO負け。
ホーストもここまでかと思われましたが、
なんと勝利したボブ・サップが右拳骨折による欠場!
ここでもホーストが準決勝に進みます。
準決勝では、
レイ・セフォーに1ラウンドKO勝ち。
決勝で、
ジェロム・レ・バンナにKO勝ち。
前人未到の4度目のK-1優勝を果たしました!
決勝大会は1デイトーナメントなので本当に何が起こるのかわかりません。
運も実力のうちですね。
アーネストホーストの現在は??ジム経営者?
引用:https://www.instagram.com/p/BvCfy3wAe_c/
ホーストは現在、オランダをはじめとして
世界にキックボクシングジムを展開しているようです。
日本にもアーネストホーストジムジャパンが存在しており、
時折ホーストカップという大会を開いて後進の育成に励んでいるようですね!
ホーストは、現在も欧米で有名なトップファイターである、タイロン・スポーンやゲガール・ムサシといった世界クラスのファイターの打撃を指導していた実績もあるので、指導者としても1流なのかもしれません!
アーネスト・ホースト まとめ
今回は旧K-1を語る上で欠かせない存在で、
4タイムスチャンピオンのアーネスト・ホーストについて書きました!
こうして見ると戦歴が半端じゃないですね!
これからはジム経営に力をいれている彼が、
後継者を育てて未来のスターを生み出そうとしています。
直伝のホースト2世が現れる事に期待したいですね!