今回は、
新生K-1唯一の外国人スター選手、
ゲーオ・ウィラサクレック選手の紹介をします。
ゲーオ選手といえば、
新生K-1の旗揚げ当初から参戦して、
王者時代は『強さの象徴』とまで言われた選手です。
ゲーオ選手の経歴や入場曲、
さらにはブアカーオとの関係、
タイ現地民のゲーオ選手に対する反応など!
その魅力に迫っていきます!
ページコンテンツ
ゲーオ・ウィラサクレックのwiki的プロフィール
引用:www.k-1.co.jp
名前:ゲーオ・ウィラサクレック
生年月日:1984年9月5日
年齢:34歳
出身:タイ・バンコク
身長:169cm
体重:65kg
階級:スーパーフェザー級
スタイル:サウスポー
所属:WSRフェアテックスジム
インスタグラム:@Kaewwsr
ツイッター:@kaewk1wsr
ゲーオの経歴
日本に来る前は、
タイでムエタイの選手として活躍をしていました。
新生K-1には旗揚げ戦から参戦し、
輝かしい戦績を収めます。
2014年11月には、
初代スーパー・ライト級王座決定トーナメントで圧倒的な優勝をし、
日本中にその脅威を示しました。
その後も梅野源治や久保優太、木村ミノルなど、
数々の実力者を倒していき、
ムエタイ仕込みの強さを存分に発揮します。
2016年6月には、
世界最強決定トーナメントに出場しました。
この大会でも見事優勝し、
スーパー・ライト級の“完全制覇”を果たします。
2017年からは試合が少なく、
もう引退が近いことを感じさせました。
しかし2018年11月3日には、
K-1第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントで優勝を果たし、
王座を取り戻しました!
ゲーオ完全復活の兆しが見えています!
引用:instagram.com
ゲーオの戦績と獲得タイトル
戦績
183試合 145勝 34敗 4分 45KO勝利
獲得タイトル
- 第3代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級王座
- 初代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級王座
- WBCムエタイ世界スーパー・フェザー級王座
- ルンピニースタジアム認定フェザー級王座
- タイ国プロムエタイ協会2階級王者
(2018年10月20日現在)
気になるゲーオの入場曲は!?
格闘家の入場曲といえば、
その選手を象徴するほど大切な存在です。
気になるゲーオ選手はどんな入場曲を使用しているのでしょうか。
『Conan The Barbarian / Opening scenes』
引用:youtube.com
コナン・ザ・バーバリアンとは、
アメリカのアクション映画です。
その映画のオープニングで流れる曲を入場曲として使用しているようですね。
豪華なコスチュームを羽織ったゲーオ選手が、
この曲をバックに入場してくる姿はとてもかっこいいです。
ゲーオの『フェアテックス』や『ウィラサクレック』とは?
引用:instagram.com
ゲーオ・フェアテックスって誰?
ゲーオ・ウィラサクレック選手の兄弟?
というのが以前噂になっていましたが、
ゲーオ・フェアテックスはゲーオ・ウィラサクレック選手の兄弟ではありません。
ゲーオ・フェアテックスというのは、
2015年までゲーオ・ウィラサクレック選手が使用していたリングネームです。
では、なぜリングネームを変更したのでしょうか。
実は、ムエタイの選手はスポンサーや所属ジムの名前をリングネームとして使用するという習慣があります。
よく日本人の選手でも〇〇ウィラサクレックという選手がいますが、
彼らもこの慣習に則っています。
ゲーオ・ウィラサクレック選手も
タイのフェアテックスジムから、
日本のウィラサクレックフェアテックスジムに移籍したため、
ゲーオ・フェアテックスからゲーオ・ウィラサクレックへと改名しました。
ゲーオとブアカーオの関係は?どっちが強い?!
引用:instagram.com
ゲーオ選手は、
新生K-1で凄まじい戦績を残していますが、
ここまで活躍するタイ人はブアカーオ以来だと言われています。
ブアカーオ選手とは、
K-1の最盛期で大活躍した選手です。
その戦績は恐ろしい記録で、
戦績229戦196勝(49KO)21敗12分です。
ほぼ負けなしですね、、
現役時代には、
k‐1 WORLD MAX 2004年、2006年と2度の優勝を果たしています。
そしてあのカリスマ魔裟斗選手もブアカーオ選手に敗れています。
ネット上ではゲーオ選手と、
ブアカーオ選手を戦わせたらどちらが強いのか?
との予想も飛び交っております。
実際に実現しないであろう夢の試合ですが、
同じ階級で試合をしたらブアカーオ選手が勝つとの声が多いです。
それほどまでにブアカーオ選手の全盛期は凄まじかったということですね。
タイ現地で聞いたゲーオの評判
おまけ程度に読んでいただきたいのですが、
私が実際にタイ人から、
ゲーオについて聞いたことがあります。
タイでムエタイをやっていて、
K-1も知っているタイ人の方だったのですが、
『ゲーオはそこまで有名ではない』
と話してくれました。
かつてK-1で活躍したブアカーオは
本当にタイの英雄的存在なのですが、
(男女問わず本当に誰でも知ってます)
ゲーオ選手も強いけど、
ブアカーオのように有名な選手ではないみたいです。
もちろんですが、
ムエタイの聖地・ルンピニースタジアムで王者になっているので、
弱い選手でないのは確かです。
ゲーオ、引退の噂の真相は?復活の試合も紹介
引用:instagram.com
ゲーオ選手が引退するのでは!?
との噂がネット上で流れていました。
年齢的には、
格闘家としての年齢的には引退をしてもおかしくありません。
さらに、
今まで180戦近くの激闘を繰り広げてきたわけですから、
満身創痍の可能性も高いです。
実際、ゲーオ選手は2017年の11月で
ムエタイ選手としては引退をしています。
そしてキックボクサーとしての引退に関して、
以下のようにインタビューで答えていました。
『もちろん自分の身体と相談しながらですが、自分で体力的に限界を感じたら、今年もしくは来年にリングを降りるかもしれません。逆に体力の衰えを感じることがなければ、ずっとK-1で戦い続けると思います』
身体のコンディション次第では
近いうちに引退もありえるということですね。
ゲーオ vs 平本蓮 の試合で限界説も濃厚に
引用:instagram.com
ゲーオ選手は、
3月21日にさいたまスーパーアリーナで行われる
『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K'FESTA.1~』に出場しました。
対戦相手は平本蓮選手です。
現在19歳で勢いに乗る平本蓮選手ですが、
かなり前からゲーオ選手との対決を熱望していました。
実は2014年平本蓮選手がK-1甲子園で優勝した日に、
同会場でゲーオ選手もK-1のチャンピオンになりました。
ゲーオ選手はこの対決に関して
『プロの先輩として自分の力を見せたい』
と大人の世界の厳しさを教えるつもりです。
一方で平本蓮選手も、
以前ゴンナパー・ウィラサクレック選手を破っての大波乱を巻き起こした経験がありますから、
今回も何が起こるかわかりません!
百戦錬磨のベテランか、今最も勢いに乗る若さか
引用:instagram.com
しかし結果は、
平本蓮選手が大金星を挙げました。
これで『ゲーオももう限界か』と、
誰もが感じたことでしょう。
ゲーオ選手のキレがなかったのもありました。
試合を見ていただければわかりますが、
「もう昔のゲーオ選手は見れないかも」と思わせます。
引用:youtube.com
スーパーライト級王座を取り戻して復活!
強いゲーオが帰ってきました!
2018年11月3日のK-1です。
第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントで、
大和哲也・左右田泰臣・佐々木大蔵
この強敵三選手を下しての優勝です!
正直最近のゲーオ選手では、
一回戦の大和哲也選手に負けると思っていましたw
大間違いでしたね・・・
平本蓮選手に負けて奮起したのでしょうか。
とんでもないハイキックは健在でした!
トーナメント三試合の中でも特に衝撃的だった、
初戦の大和哲也選手との試合を貼っておきます。
この蹴りを見れば、
「ゲーオはまだ強いんだ」と実感させてくれます!
引用:youtube.com
ゲーオ まとめ
今回は新生K-1の“生きる伝説”
ゲーオ・ウィラサクレック選手の紹介をしてきました。
ゲーオ選手の今までの試合を見れば、
“強さの象徴”と呼ばれている理由がわかります。
そんなゲーオ選手もすでに年齢的にはベテランです。
いつ引退してもおかしくありません。
ゲーオ選手の今後の活躍からは目が離せません!