今回紹介するのは、
加藤久輝選手です!
ベラトールファイターとして、
日本人で世界タイトルに最も近い男と言われていました。
K-1ヘビー級への参戦も決まり、
世界のみならず日本でも注目が集まっています。
ページコンテンツ
加藤久輝のwiki的プロフィール
引用:https://www.k-1.co.jp/fighter/865/
名前:加藤久輝(Hisaki Kato)
本名:加藤久輝(カトウ ヒサキ)
異名:メガ・インパクト、The Japanese Musketeer
生年月日:1982年9月17日
年齢:36歳
血液型:A型
出身:フランス パリ
身長:185cm
体重:89kg
階級:ミドル級、ヘビー級(K-1)
スタイル:空手、柔道、空道
所属:ALIVE
加藤久輝の経歴
フランス人と日本人のハーフで、
フランスで生まれ育ちました。
日本語・英語・フランス語を使いこなします。
国籍は日本ですが、
生まれはフランスなので日本語は少しだけカタコトです。
現在の居住地は愛知県名古屋市。
もともとフランスで盛んなハンドボールをやっていて、
日本代表に選ばれた経験もあります。
足首を痛めて引退しましたが、
身体能力が非常に高いことがわかります。
強烈なストレートは、
ハンドボールで鍛えられた肩から来ているのでしょう。
2009年から大道塾空道を始め、
2013年からはHEATで活躍。
2015年からはアメリカの総合格闘技団体ベラトールに参戦しました。
ベラトールでは、
世界タイトルまで行ける唯一の日本人と期待されていました。
2016年にはRizinに出場し、
悠太選手と試合をしました。
格闘技を始めたのは25-26歳で、
かなり遅いスタートです。
「やりたいことをやっているだけ」
という自由なスタンスが強さの秘密なのかもしれません。
日本よりも規模が大きい海外での試合では、
「小さいことは気にしない」と、
あまり深く考えないようにしているらしいです。
加藤久輝の戦績と獲得タイトル
戦績
総合格闘技
10試合 8勝 2敗 0分 7KO勝利
キックボクシング
5試合 4勝 1敗 0分 3KO勝利
獲得タイトル
- 王北斗旗全日本空道体力別選手権大会2010 無差別級 優勝
- 王北斗旗全日本空道体力別選手権大会2011 無差別級 優勝
- 王北斗旗全日本空道体力別選手権大会2012 無差別級 優勝
- 王北斗旗全日本空道体力別選手権大会2013 無差別級 優勝
- 第2代HEAT総合ルール ミドル級王座
- 第2回空道アジア選手権韓国大会 260+級 優勝
(2019年4月7日現在)
加藤久輝の入場曲は?
HEAT時代に使用していたのは
スターウォーズから、
「ダース・ベイダーのテーマ」のリミックスでした。
しかし現在も使っているかは不明です。
加藤久輝はベラトールの選手
引用:youtube.com
プロデビュー時は、
日本の総合格闘技『HEAT』に出場していて、
タイトルも獲得していました。
もともと海外生まれということもあり、
この頃から世界を見ていたのでしょう。
2015年、
活躍の場をアメリカの『ベラトール』に移しました。
ベラトール初戦では、
ジョー・シリング相手に美しいスーパーマンパンチで2RKO。
アメリカのファンを魅了しました。
この時の映像は加藤久輝選手を紹介する際に必ず使用されています。
下にリンクを貼っておきますね。
日本で最も世界タイトルに近い男として
かなり期待されていましたが、
残念ながら届きませんでした。
ベラトールとは? Bellator MMA
引用:https://www.instagram.com/bellatormma/
ベラトールとは、
アメリカの格闘技イベントです。
2008年にUFCに対抗すべく立ち上げられた団体で、
10年近い歴史がありますが、
日本ではあまり馴染みがないですね。
円形のフェンスに囲まれたリングで、
主に総合格闘技の試合をしています。
MMAは「Mixed Martial Arts」で
日本語では「総合格闘技」です。
加藤久輝の強さ
完全に日本人離れした身体と勢いが最大の武器です。
日本代表クラスのハンドボール選手だった彼の
強靭な左肩から繰り出される左ストレートは破壊力抜群です!
過去に一度骨折しているのがネックですが、
手術とリハビリで現在は完全回復しているそうです。
一発一発常にKO狙いで放つパンチはK-1でも盛り上がること間違いなし!
もう36歳というのが残念ですが、
加藤久輝選手のような重量級ファイターがいると、
新生K-1ももっと盛り上がると思います。
試合動画はないのですが、
BellatorMMA公式のこの動画を見れば
その世界レベルのパワーに驚きますよ!
まるでハンドボールのジャンプシュートのようなスーパーマンパンチはアメリカの格闘技ファンを虜にしました!
引用:youtube.com
K-1参戦前からキックボクシング経験あり
2018年4月15日の「S-BATTLE 2018 桜の陣」で、
キックボクシングルールでの試合を行いました。
相手はDEEP KICKなどでも活躍しているヘビー級の岡崎章太選手です。
試合の結果は、
ローで削ってダウンを一度奪い、
スーパーマンパンチでもダウンを奪いました!!
締めはコンビネーションからのローキックで
3ノックダウン!!
1ラウンド2分44秒でKO勝利です!
圧倒的な格の違いを見せました!
キックボクシングの調整も順調なようでしたが、
K-1では未だ圧倒的な結果を残せていません。
これからの活躍に注目です!
加藤久輝がK-1に参戦!試合紹介
引用:https://www.facebook.com/HisakiTheJapaneseMusketeerKato/
2018年6月17日の
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」でスーパーファイトとして、
上原誠選手と90kg契約で対戦しました!
日本ヘビー級のエース上原誠選手ですが、
2018年の試合はもう考えていなかったそうです。
それでも「あの加藤久輝選手となら!」ということで試合が決定しました。
加藤久輝選手は総合格闘技の選手ですが、
過去にはキックルールで
WBCムエタイ世界王者のジョー・シリングと試合し、
バックブローでのKO勝利を収めています。
以前に総合ルールで加藤久輝選手がスーパーマンパンチを見舞った相手です。
参戦決定当時は、
K-1での挑戦に備えてムエタイの練習ばかりしていました。
K-1はヒジ無しルールですが、
この選手なら見応えのある試合になること間違い無し!!
K-1参戦を決めた理由として、
「引退する前に一番有名な舞台で試合をしたい」
と話していました。
日本で一番有名な格闘技としてK-1を選んだようです。
もう36歳になるので、
最後に色々挑戦して自分の可能性を確かめようとしているのでしょう。
まだまだ引退は考えていないようですが、
勝てればまだまだ試合をするし、
負ければキックはそこまで。というスタンスで挑むそうです。
K-1参戦後の試合戦績
2018年6月17日、
K-1初戦となった上原誠戦。
大きな期待を背負っての参戦でしたが、
結果は延長判定勝利。
派手な結果は残せませんでした。
2018年11月3日にはRUI選手と試合。
ここでは圧巻のKOを披露し、
世界の加藤久輝を感じさせました。
2019年3月10日。
RUI選手との試合でインパクトを残せたことで実現に至ったクルーザー級王者シナ・カリミアンとの試合。
個人的には少し気が早い気もしましたが、
確かに見てみたい試合ではありました。
結果は判定までもつれ込むものの、
シナ・カリミアンが防衛に成功。
序盤は頑張っていましたが、
2R、3Rと徐々に差が出てきた印象です。
年齢的にもタイトル奪取は厳しいかもしれないと感じました。
【K-1】加藤久輝 まとめ
「The Japanese Musketeer」
日本のマスケット銃兵!
まさにマスケット銃のような左ストレートを
日本の舞台、
しかもK-1で見れるなんてかなり貴重です!
総合の選手とはいえポテンシャルは凄まじいものがありますし、
K-1でも日本ヘビー級のエース上原誠選手に
世界の強さを見せました!